3部門で技術競う/消防操法大会
ポンプ車は島尻部優勝
第26回宮古地区消防操法大会(主催・県消防協会宮古地区支会)が28日、JTAドーム宮古島駐車場で開催された。島内各地区の消防団員らがポンプ車や小型ポンプ操作で洗練された技術を競った。結果、ポンプ車操法の部は平良分団島尻部、小型ポンプ操法の部は平良分団久松部、応用訓練の部は平良分団平良部が優勝した。
この大会は総務省消防庁の定める消防操法の基準にのっとって実施され、消防職団員が消防活動を実施する上で基本的な操作の手順を習得することで消防技術の向上を通じて意識の高揚を図り、活動の進歩充実に寄与することが目的。今回は、ポンプ車操法の部に4チーム、小型ポンプ操法の部に8チーム、応用訓練の部に4チームの合計16チームが出場した。
開会式で、同支会の前川尚誼支会長は「各分団各部のチームワークの下、士気、規律、安全、迅速、確実な行動を競い合い、訓練の成果を遺憾なく発揮することを願う」とあいさつした。
今回出場した各チームの中から成績優秀な団員が宮古選抜チームとして10月31日に県消防学校で行われる県大会に派遣される。
結果は次の通り。
【ポンプ車操法の部】優勝=平良分団島尻部▽2位=平良分団平良部▽3位=平良分団西辺部
【小型ポンプ操法の部】優勝=平良分団久松部▽2位=平良分団西辺部▽3位=下地分団下地部
【応用訓練の部】優勝=平良分団平良部▽2位=平良分団狩俣部▽3位=平良分団島尻部