3万9000人増の86万人/宮古空港乗降客数
19年上半期
本土直行便拡充、那覇便順調
宮古空港管理事務所によると、宮古空港の2019年上半期(1~6月)の旅客数は86万3540人で前年同期に比べて3万9479人、4・79%増加した。本土直行便の拡充をはじめ、那覇-宮古も順調な伸びを見せて実績を押し上げた。5月からは福岡-宮古路線が運行し、関西-宮古、那覇-宮古の増便などで下半期も増加が見込まれる。
月別の旅客数は1月が12万5397人で1153人、0・93%増、2月が12万6344人で7604人、6・40%増、3月は上半期で最も多い16万6798人で1万2493人、8・10%増、4月は14万4039人で1521人、1・07%増、5月は14万9794人で1万4853人、11・01%増、6月は15万1168人で1855人、1・24%増となり、5月が一番高い伸びを見せた。
路線別に見ると日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)、全日空(ANA)の3社が就航させている那覇-宮古線が56万7896人。航空会社別に見ると便数が最も多いJTAが36万6002人、ANAは18万7178人、RACは1万4716人だった。
JTAとANAが就航させている羽田-宮古便は14万995人。内訳はJTAが5万3155人、ANAは8万7840人。いずれもANAの関西-宮古直行便は5万1193人、中部-宮古線は4万869人。5月から運航をスタートさせた福岡-宮古直行便の2カ月での乗降客数は6281人だった。
今年の入域観光客数は空路の本土直行便増加や海路のクルーズ船寄港増加などにより、1月が前年同月比28・16%増、2月が21・87%増、3月が2・73%増と順調に推移していたが、4月、5月はクルーズ船の寄港回数の減少が響いて2カ月連続で減少し、6月には持ち直し7・88%増となった。