「防ごう電気事故」/啓発キャラバン隊出発
8月は使用安全月間
全国一斉に実施される「電気使用安全月間」(8月1~31日)の月間運動に伴う、電気安全啓発キャラバン隊の出発式(主催・宮古電気工事業協同組合)が1日、沖縄電力離島カンパニー宮古支店で行われ、関係者が期間中における電気の正しい知識と安全使用のPRを誓い合った。
キャラバンでは、沖縄電力離島カンパニー宮古支店、沖電工宮古営業所、沖縄電気保安協会、宮古電気工事業協同組合の車両4台で、宮古島市全域を回り、電気の安全使用の宣伝、広報を実施した。
出発式で、沖縄電力離島カンパニー宮古支店の徳嶺一宏支店長が「このキャラバンは電気の安全使用に対する知識と理解を深めるための取り組み。この取り組みを通して電気事故の怖さと防止の必要性を広く啓発してほしい」とあいさつした。
宮古電気工事業協同組合の友利勇栄理事長は「電気は日常生活、産業活動に不可欠なエネルギーであると同時に、取り扱いを誤ると危険を伴い、時には尊い命や大切な財産も失う。利用者に正しい知識をPRするためにパレードを通して、幅広い活動を展開していこう」と訴えた。
また、徳嶺支店長、友利理事長とも、厳しい暑さが続いていることから、熱中症に気を付けて活動を行うことも呼び掛けた。
同月間における実施項目は▽地域社会に視点を置いた電気安全使用に関する啓発指導▽感電防止装置・避雷器の取り付け推進▽不良電気設備の改修工事▽電気安全啓発キャラバン隊の実施-などを掲げている。