親子一緒に作品作り/本社主催
夏休みの思い出も
「ふれあい広場」に114組
第32回親子ふれあい手作り広場(主催・宮古毎日新聞社、協賛・メイクマン)が4日、メイクマン宮古店で行われた。夏休み恒例のイベントに、114組の親子らが参加し工作に挑戦した。参加者らは「ここ持って」「もっと力を入れて」などと声を掛け合いながら作業に取り組み、自分だけの手作り作品と夏休みの楽しい思い出をつくった。(6面に写真特集)
同イベントは、子供たちに手作りの喜びと工夫することの楽しさを提供するとともに、親子ふれ合いの場を設けて家族のコミュニケーションを深めてもらおうと毎年開催している。午前と午後の2回行われ、午前は組、午後は組が参加した。
工作のテーマは▽カンカラ三線▽アクリルボックス(アクリル工作)▽シーサーポット(しっくい工作)▽ウッドワゴン(木工工作)▽折りたたみテーブル(同)-の五つ。
参加した親子らは採寸して印を付けたり、力を合わせてのこぎりをひいたりと、汗びっしょりになりながら充実した時間を過ごした。
作品が完成すると親子そろって、満足そうな笑顔を見せた。カンカラ三線を弾きだす参加者や、色付けしたシーサーを自慢げに父母に見せる児童も見られた。
開会式で宮古毎日新聞社の伊志嶺幹夫社長は「大勢の親子が参加していただき、感謝している。分からないことは何でもスタッフに聞いてほしい。親子で協力しながら作品を完成させてください」と呼び掛けた。
夏休みを利用して、祖父母の元に訪れている上地めいさん(那覇市城岳小6年)はカンカラ三線作りに挑戦し、「カッターを使うのが難しかった。おばあちゃんと協力して完成できたのでうれしい。夏休みの良い思い出になった。両親にも自慢したい」と笑顔で話した。