水の大切さ見直そう
宮古水まつり
多彩な催しに歓声響く
宮古水まつり2019(主催・同実行委員会)が4日、「黄金(くがに)世果報(ゆがふ)宮古用水(みゃーくぬみず)」をキャッチフレーズに城辺の皆福地下ダム公園で開催された。親子連れなど多くの市民が訪れてにぎわいを見せていた。炎天下の中、ウオータースライダーや大型プールなどで遊んだり、地下ダム資料館では地下ダムの歴史などを学んだりして、水の大切を見直した。
開会式で実行委員長の下地敏彦市長が「土地改良区が宮古に産声を上げて30年になる。宮古島全域に農業用水が行き渡り、伊良部地区にも早く届けるように頑張っている」と話し「地下水や用水を賢く使っていきたい。きょうは多彩な催しが行われるので楽しんでほしい」とあいさつした。
福里クイチャー保存会のクイチャーとちびっこランドのエイサーが披露され、まつりが幕を開けた。
会場の池やプールでは、子どもたちが水しぶきを上げて水遊びを楽しみ歓声を響かせていた。
流しそうめんには長蛇の列ができ、子どもも大人もそうめんを箸ですくって食べ、暑さを吹き飛ばしていた。
黒島哉斗君(南小4年)は「噴水で遊んだことが楽しかった。カエルがいてびっくりした」と話した。
新垣はなさん(上野小2年)は「ウオータースライダーが面白かった。流しそうめんもおいしかった。たくさん食べた」と笑顔だった。
この日の最高気温は31・6度を記録した。