産業・経済
2019年8月13日(火)8:55
キロ1220円に高騰/宮古島漁協競り
オモナガ、旧盆控え
宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)の魚市場で12日午前、5日ぶりに新鮮な魚介類の競りが行われた。台風9号の影響による魚の品薄と13日の旧盆を控え、オモナガ(キツネウオ)がキロ単価1220円に高騰するなど高値で落札された。
競りは午前7時半に開始。同漁協職員で競り担当の掛け声とともに次々と魚介類は競り落とされた。競りはキロ単価の取引で成立する。
オモナガはこれまでの競りでは600~800円を推移。この日の競りで八つの箱に分けて上場されたオモナガは、いずれも1000円以上の高値が付いた。
ヒロサー(別名ナポレオンフィッシュ)は1160円に高騰。今年1月4日に開かれた競りでは500円だったので、それと比べると2・3倍の高値となった。
消費者に人気の高いアカジンミーバイは2620円の高値、ミミジャー(ヒメフエダイ)は1500円の高い値段で競り落とされた。
仲買人の一人は「オモナガがキロ単価1220円で落札された時は驚いた。毎年旧盆前には競り値は高くなる」と語った。