石垣(宮高卒)が代表候補に/東京五輪・7人制ラグビー
日本ラグビーフットボール協会はこのほど、東京五輪の男子7人制ラグビーの「セブンズ・デベロップメント・スコッド」のメンバーを発表した。日本代表候補に成り得る選手の育成・強化を図るメンバーとして、宮古島市出身の石垣航平(26)=宮高、帝京大卒=がこれまで2度、選出された。合宿に呼ばれるなど、東京五輪への道を切り開いている。
オリンピックのラグビー競技は7人制で、リオ五輪から正式競技に採用されている。東京五輪には男女それぞれ12カ国が出場。日本は開催国枠で男女ともに出場が決定している。
7人制はフィールドの大きさは15人制と同じで、7分ハーフで試合を行う。フォワード3人、バックス4人で構成される。プレーヤーが少ない分、ボールが大きく動き、スピードと俊敏性、ハンドリングスキルが重要となる。
宮高でラグビーを始めた石垣は、恵まれた体格を生かし、チームを2年連続県大会準優勝に導く原動力となった。進学した帝京大学では大学選手権の7連覇に貢献するなど活躍。卒業後は社会人の「コカ・コーラレッドスパークス」に入団している。身長183センチ、体重98キロ。ポジションはセンター。