昆虫大好き5000人来館/市総合博物館
企画展では最多人数/「触れ合い」人気、来月1日まで
市総合博物館で開催中の第35回企画展「みや昆-昆虫大集合-」の来館者数が20日、5000人を突破した。2016年の「宮古の危険生物」の3605人を大きく上回り、企画展としては最多となった。この日、見学に訪れた福寿保育園の安里恵美子理事長に市の下地明生涯学習部長から折り紙で折った昆虫を入れた標本箱が記念品として贈られた。
安里理事長は「見学を申し込んで園児たちと楽しみにしていた。まさか5000人達成の記念品がもらえるとは」と喜びを表し「園児たちは展示物を見て、自然や生き物、昆虫を好きになってほしい。記念品は園の玄関に飾りたい」と感謝した。
同館学芸係の與那覇史香さんは「多くの方が来館してくれて、とてもありがたい。(5000人達成は)昆虫展自体が人気ある企画だが、世界の昆虫、珍しい昆虫の展示や生きた昆虫を触れる『昆虫ふれあいタイム』などが要因だと考えられる」と話し「展示を通して昆虫に興味を持ち、宮古の自然について考えてもらえれば。昆虫展の期間はまだあるので、より多くの人に来場してほしい」と呼び掛けた。
園児たちは展示されている昆虫を見て興奮して歓声を上げたり、はしゃぎ回ったりしていた。
東風平真凜ちゃん(3)は「虫がたくさんいて面白い。(標本は)トンボを見た。昆虫ではセミが好き」と話した。
同企画展は9月1日までの開催。259種類557点の標本や生きた昆虫と写真や資料を合わせた計570点が展示されている。
ヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタなどを触ることができる「昆虫ふれあいタイム」は平日午後2時から4時。土曜日と日曜日は午前10時から11時と午後2時から4時の2回開かれている。
入館料は高校生以下は無料(夏休み期間)、一般は300円(70歳以上は無料)となっている。開館時間は午前9時から午後4時30分(入館は午後4時)まで。入館料は高校生以下は無料(夏休み期間)、一般は300円(70歳以上は無料)となっている。休館日は毎週月曜日。