クルーズ船 寄港66回で17万人
前期を4回、2万人下回る/19年上半期 天候不良が要因か
2019年上半期(1~6月)の宮古島へのクルーズ船寄港回数は66回で前年同期実績より4回減少し、寄港人数は1万9981人減の17万6517人となった。今期は4月と5月に天候不良で入港できなかったり、キャンセルが多く出たことが減少の要因とみられる。月別に見て最も多かったのは6月の16回で、寄港人数は4万7469人だった。
市観光商工課のまとめによると月別寄港回数は1月が13回(前年同期比7回増)、2月は9回(同4回増)、3月が9回(同1回減)、4月は11回(同4回減)、5月が8回(同13回減)、6月が16回(同3回増)だった。
寄港人数は1月が2万7219人(同1万4956人増)、2月は2万1469人(同1万600人増)、3月が2万4624人(同1824人増)、4月は3万95人(同1万4417人減)、5月が2万5641人(同3万7167人減)、6月は4万7469人(同4223人増)だった。
乗客数だけを見ると1月が1万6016人(同8250人増)、2月は1万3965人(同7185人増)、3月が1万4940人(同69人減)、4月は1万9639人(同9980人減)、5月が1万7757人(同2万4478人減)、6月は3万2651人(同2674人増)だった。
同部では今後の推移を、「10月、11月は20回以上の予約が入っているが実際にその時期にならないと寄港するのか分からない。年度単位で見れば前年と同水準になるとは思う」と予想している。
ちなみに、18年1月から12月までの1年間に宮古島へクルーズ船が寄港した延べ回数は143回で、乗客、乗員を合わせた延べ寄港人数は42万6777人だった。