ビール早飲みを競う/夏恒例、ダンケフェスト
子供はかき氷で競争/うえのドイツ文化村
うえのドイツ文化村ダンケフェスト2019(主催・うえのドイツ文化村イベント実行委員会)が25日、上野宮国の同文化村ステージで開催された。ちびっ子かき氷早食い大会や生ビール早飲み大会、アーティストたちによるライブなど多彩な内容で観客を魅了した。会場には多くの親子連れの市民や観光客が詰め掛け、夏の恒例イベントのステージや屋台を満喫し、夏の夜の楽しいひとときを過ごした。
今回は2年ぶりの開催。昨年は台風の影響で中止となり、今年も台風11号の影響で1日延期して行われた。また、強風のため安全面を考慮し打ち上げ花火は中止となった。
主催者あいさつで下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)が「回を重ねるごとにイベントの内容も充実し市民や観光客も一体となって楽しむことのできるイベントとなっている。きょうのイベントを思う存分に満喫し、互いに交流を深めながら博愛の心を皆で共有し楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。来賓の豊見山健児宮古島観光協会長(代読・池間隆盛専務理事)も祝辞を述べた。
ビール早飲み大会には27人が挑戦。観客からの声援を受けビールを飲みほしていた。また、かき氷早食い大会では子どもたちが冷たいかき氷を口いっぱいに詰め込み、冷たいものによる刺激で頭を押さえる姿も見られた。
ステージはサックス奏者の平良史子さんのステージで幕開け。風の神太鼓がパワフルなステージを披露し会場を沸かせたほか、アイシス・オリエンタル・アカデミーのメンバーによる美しいベリーダンス、宮古島で三線歌手として活動する下地美咲さんによる迫力のあるパフォーマンスが舞台を彩った。
イベントを締めくくるスターライトコンサートではや下地イサムwith Raiz de Hierbaが登場。下地さんのコミカルなトークと声量のある歌声で観客を魅了し、会場の興奮は最高潮に達した。
同フェストは市民の健全な保健・休養の場を提供するとともに、市民および観光客の交流促進を図り、市の活性化に寄与することが目的で開催されている。