方(宮古島卓球ク)単複で2冠/卓球選手権県予選
11月の全国大会へ
全日本卓球選手権大会(カデットの部)の県予選大会が24、25の両日、宜野湾市立体育館で開かれた。宮古島卓球クラブの方祥人(平良第一小6年)が、13才以下(中学1年以下)の男子シングルスと同ダブルスで2冠を達成し、11月に山口県で開催される全国大会への出場権を獲得した。女子ダブルスでは同クラブの狩俣あい梨・宮國由梨乃(平良第一小6年)が3位に入った。
方は大会に向けて3週間の台湾合宿を敢行したという。シングルスではトーナメントを順調に勝ち上がり、決勝リーグでは3戦全勝で2連覇を飾った。ダブルスでは宇地泊友陽(コザ卓球クラブ)と組んで、初優勝をつかんだ。
方は「シングルスの決勝リーグは全勝して優勝したいと思っていた。実現できてうれしい。ダブルスも絶対優勝しようと2人で話していた」と振り返った。全国大会については「昨年は1回戦で逆転負けだった。今年は最低でも1回戦は勝ちたい」と抱負を述べた。
女子ダブルス3位の狩俣と宮國は「優勝が目標だった。初めて組んだ大会だったので、勝ち上がれたことは自信につながる」と声をそろえた。
同大会ではそのほか、14才以下の男子シングルスで方永志(宮古島卓球クラブ)が、13才以下の女子シングルスでは砂川藍衣(平良中)、上里みなみ(同)、宮國がそれぞれ8強入りを果たした。