2年連続で売上1億円突破/マンゴー共和国がフィナーレ
宮古島産マンゴーのブランド化を目指す島の駅みやこの「マンゴー共和国2019」が25日にフィナーレ(感謝の夕べ)を迎えた。同日に同駅内で感謝の夕べが開かれ、生産農家や関係者が一堂に会して今年のイベントを振り返った。また、今年は島の駅全体で1億270万円を売り上げたことも報告された。対前年比で1・4%減となるも2年連続で1億円を突破した。
マンゴー共和国の建国は今年5年目で年々認知度を広げているイベント。今回も大統領には下地敏彦市長が就任し、今年は6月16日から8月25日まで行われた。
感謝の夕べでは、実行委員長でパラダイスプランの西里長治社長が「今年は昨年以上の盛り上がりとなった。期間中は毎日のようにマンゴーへの問い合わせがあり、観光客にも喜んでもらえたと思う。宮古島を代表する夏のイベントとして来年も皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と述べた。
また、閉国のあいさつでは、同共和国大臣の根間春仁さんが「期間中は全国のマンゴーファンから喜びの声をたくさんもらうことができた。これからもより一層、マンゴーの島宮古島をみんなで盛り上げてほしい」と呼び掛けた。
さらに、同共和国の可部裕文博士が乾杯のあいさつを行い、来年以降もさらなる同共和国の繁栄を誓い合った。
表彰式では、ベスト・オブ・ザ・イヤー賞(最多売上)の田原フルーツランド、ベストセールス賞(最高平均単価)の我如古真也さん、エクセレント賞(最多納品数)の本村和賀代さんが表彰を受けた。
今年の販売実績では、青果マンゴーが対前年比で97・0%となったが、加工品、飲料などマンゴーカフェ合計の売り上げは157・8%となっている。