スクールバス導入を承認/城辺統合中施設設備検討部会
城辺地区統合中学校実施計画策定委員会の施設設備等検討部会(部会長・比嘉豊樹西城中校長)は26日、市役所城辺庁舎で第4回部会を開き、同統合中学校に生徒たちが登下校する際に利用するスクールバスを導入する計画案を全会一致で承認した。保護者アンケートでも導入を求める声が多かった。部会では今後、先に導入し運行開始している伊良部島小学校・中学校の事例を参考に、運行ルートや時間などの運営方法について協議を進める方針。
統合中は福嶺、城辺、砂川、西城の4校を統合し現在の西城中に「城東中学校」という名称で新設、2年後の2021年4月開校を予定している。
部会は、学校の校長や教頭、PTA正副会長の計11人で構成。この日の会議では、部会員から「伊良部島小中学校はスクールバス導入で課題は出ていないか」「徒歩や自転車などスクールバス以外での登校は認めないのか」「学校行事にも活用できるのか」などの質問が上がった。
市教委は「スクールバスを導入した場合には、基本的にはスクールバスを利用してほしい」「教育課程における学校行事には活用することはできる」などと答えた。
そのほか、比嘉部会長は「運営の詳細な中身については今後議論する。生徒たちの安心、安全を最優先にしていくので、部会だけでなく日ごろからいろいろな意見を寄せてほしい」と呼び掛けた。