ルール守り安全運転を/母の会宮古支部
買い物客にチラシ配布
県交通安全母の会宮古支部(島尻清子支部長)は30日、平良の大型スーパー前で「母ちゃんの輪で守ろう!交通安全」と大きく書かれた横断幕を掲げ、買い物客らにチラシを配布。交通ルールを守り、正しい交通マナーを実践するよう呼び掛けた。
恒例の県内一斉交通安全キャンペーン活動の一環。母の会宮古支部、宮古島警察署、宮古島地区交通安全協会の関係者ら約30人が参加した。
会式のアトラクションでは、風の神太鼓が力強い太鼓演舞を披露し、盛り上げた。
島尻支部長は「交通ルールを守ることが一番大事」と強調した。
同署交通課の友利元和課長は「交通安全母の会が果たす役割は大きい。『人命はすべてに優先する』という基本理念の下、家庭や地域において交通安全教育を推進し、正しい交通ルールと交通マナーを身に付けさせるために尽力されている。その事が宮古島地区の交通安全活動の大きな力となっている」と激励した。
同協会の新里孝行会長は「今年に入ってから宮古島警察署管内では人身事故が減少している」と述べた上で、安全・安心の宮古島に向け決意を新たにした。
同交通課によると、8月25日現在、管内の交通人身事故は68件発生し、前年同期比で24件減少。物件事故は1052件発生し、前年同期比66件増加している。飲酒運転では8月28日現在、60人が検挙され、前年同期比8人増となっている。
会式後、参加者らはチラシを配り、交通安全の意識の高揚などを図った。