教育・文化
2019年9月1日(日)8:55
攻め方学びいざ対局
30人がコミュニケーション図る
こども将棋講座
こども将棋講座(主催・市中央公民館)が31日、未来創造センターで開かれた。講座は小学生を対象に20日から7回にわたって行われ、最終日のこの日は約30人が参加。子どもたちは講師の間秀夫五段から将棋の基本や攻め方などを学び、対局では「王手!」、「勝った!」と声を上げていた。
間五段は「子どもたちは勝ち負けにこだわらず、将棋を通してコミュニケーションの取り方を学んでほしい」と話し「講座で将棋の腕も上達したが、子ども社会の中でも大きく成長した子もいる」と子どもたちの可能性をたたえた。
子どもたちは実力を考慮した三つのグループに分かれてリーグ戦を行い、対局を楽しんだ。
儀保佑喜仁君(久松小6年)は「家ではお父さんと弟とよく将棋を指す。講座は将棋が強くなって楽しい」と話した。
宮国蓮海さん(同5年)は「分からなかった駒の進め方が分かるようになった。いろんな人と対局できるので楽しい」と笑顔だった。