県大会単複・団体全て制す/宮高男子卓球部
兼島(2年)は3冠達成
県高校新人卓球選手権大会が14、15の両日、うるま市石川体育館で行われ、宮古高校男子卓球部がシングルス、ダブルス、団体の3種目を制した。シングルスは4強入りの全選手が、ダブルスは決勝進出の2組が同部のメンバーと、上位を独占する圧倒的な力を見せつけた。
シングルスでは兼島研斗(2年)が優勝、弟の幸祐(1年)が準優勝だった。3位は本村葵(1年)、横田恵叶(2年)が入った。
ダブルスは兼島研斗・砂川朝博(2年)が優勝、横田恵叶・本村葵が準優勝した。
主将の陸蓮苑(2年)は「一人一人がベストを尽くした結果。新チームで良いスタートが切れた。11月の県大会で優勝し、九州大会で4強入りすることが目標」と抱負を述べた。
根木貴光監督は「新チームになったが戦力はほぼ変わらない。しっかり結果を残せたことが良かった。九州4強に入る可能性は十分ある。技術と精神力をバランス良く鍛えたい」と期待を込めた。
3種目を制した兼島研斗は「3冠は初めてで素直にうれしい。勝負どころを取れたことが勝因。シングルス決勝は手の内を知る弟が相手だったが、自分の弱点を突かれないよう工夫した」と振り返った。
兼島と共にダブルスを制した砂川は「県大会は全試合ストレートで勝たないといけない。九州で勝つためにもっと頑張りたい」と気を引き締めた。