飛行機の誘導体験
砂川小で航空教室/JTA
日本トランスオーシャン航空(JTA)は20日、砂川小学校(濱川宗和校長)で「空の日」にちなんだ航空教室を開催した。体育館には四つのブースが設置され、ランプ(駐機場)のブースでは児童たちが大型スクリーンに映し出された映像の飛行機に向かってパドルという道具を上げたり、広げたりして飛行機の誘導を体験した。
同教室では幼稚園から6年生までの67人が4グループに分かれて各ブースで空港の業務について体験学習を行った。
ランプブースの他に、旅客ブースではパイロットやキャビンアテンダントの制服を着て気分を味わったり、搭乗時刻アナウンスをしたりした。
整備・業務ブースでは床に張った滑走路目がけて紙ヒコーキを飛ばして楽しんだ。管制官のブースでは、空の安全を守る業務を学んだ。
狩俣希さん(2年)は「空港の仕事は全部大変だと思ったが、アナウンスというやりたい仕事が見つかって良かった」と感想を発表した。
空の日は1940年に制定された「航空日」が始まりで、41年の航空関係省庁間協議において9月20日に決定した。92年、国民により親しみやすいネーミングにということで「空の日」に改称された。