宮古発着に一部欠航/空の便
本土路線ほぼ通常通り
大型で強い台風17号の影響で宮古を発着する空の便は21日、午前を中心とした一部の宮古―那覇線や、石垣、多良間線全便が欠航となった。本土路線はほぼ通常通りの運航だった。宮古空港カウンターでは予約変更や空席待ちの手続きなどをする利用客の姿も見られた。22日は各社宮古発着の全路線で通常通りの運航を予定している。
欠航となったのは日本トランスオーシャン航空(JTA)では午前を中心に宮古―那覇線4往復8便含む計9便。琉球エアーコミューター(RAC)では宮古―那覇線1往復2便と、宮古―石垣線の2往復4便の全便、宮古―多良間線2往復4便の全便の計10便。全日空(ANA)では宮古―那覇線が終日全便、午後1時10分発の宮古―関西線が1便欠航となったが、そのほかの宮古―羽田線、宮古―中部線、宮古ー福岡線、夕方の宮古―関西線は予定通り運行した。
また、ジェットスターでは下地島―成田線の1往復2便が欠航となった。
大阪から旅行で訪れたという20代の女性は「関西便が欠航になったので名古屋経由で大阪に帰ることになった。それでも全便欠航にならなくて良かった」と語った。
海の便も台風の影響で21日は宮古島と多良間島を結ぶ多良間海運、宮古島と大神島を結ぶ大神海運のフェリーがいずれも全便欠航した。22日の運航については大神海運は海の状況を見て判断。海外クルーズ船も22日は「コスタアトランチカ号」の入港がキャンセルとなった。