プレミアム付商品券の周知を/商工会議所
取り扱い注意点など説明
宮古島商工会議所(下地義治会頭)は25日、同会議所会議室で10月から消費税率10%引き上げに伴い消費を下支えする目的で販売する「宮古島市プレミアム付商品券」の取扱店を対象とした説明会を行った。104店舗が取り扱いを予定しており、会場には大勢の関係者が参加して商品券を取り扱う際の諸注意や換金の手続きなどの説明を受けた。
説明会は午後3時から始まり、同会議所の砂川恵介専務が「商品券の取り扱いは皆さんの事業が活性化すると考えている」とあいさつした。商品券は発行総額5億円。1冊に500円券が10枚つづられており、5000円分の商品券が4000円で購入できる。最大5冊まで。取扱店舗ではポスターやステッカーが掲示される。
商品券の取り扱いに関して「現金と同じ扱いになるので従業員に内容の周知徹底をお願いしたい」とし、出資や債務の支払い、たばこや有価証券など利用対象とならない商品やサービスについて説明。商品券は現金化できず、額面に満たない場合でもつり銭は出ないこと、商品券で購入した商品は購入者の都合により返品できないことなども注意した。
また、換金方法については申請は随時受け付けるが換金作業は10月から20年2月末までの間で、毎月末までに申請を受け付けたものは翌月上旬に指定された口座に送金される。