きょうから選手募集/第36回トライアスロン大会
19~65歳まで1700人/市長「安全、安心に全力」
第36回全日本トライアスロン宮古島大会の出場選手申し込みの受け付け(インターネット)が1日、始まる。大会長の下地敏彦市長らが30日に会見を開き「36回大会も安全、安心な大会運営に向けて全力で取り組む」と決意を語るとともに多くの参加を呼び掛けた。第36回大会の開催日は2020年4月19日。定員は前回同様1700人。参加資格は19歳~65歳まで。
大会は宮古島市などが主催。スイム3キロ、バイク150キロ、ラン42・195キロで行われる。前回と違う点はバイクのコース。下地島空港の民間利用に伴う交通事情を踏まえて伊良部大橋をコースから除外、前回の157キロから150キロに改める。これにより、3種目を合わせた総距離も202・195キロから195・195キロに短縮される。
スタートは午前7時。下地与那覇の前浜ビーチでスイムを行う。バイクは宮古島一円を回り、ランは市陸上競技場を発着点とする同競技場付設のマラソンコースで実施される。
申し込み期間はインターネットが10月1日から11月29日。郵送の場合は10月7日から11月1日。インターネットの申し込みは大会オフィシャルページかトライアスロン情報サイト「TRI-X」のレースカレンダーを使う。問い合わせはMSPOエントリー宮古島デスク(電話042・370・7431)まで。参加費は4万5000円。
出場の内定は、12月下旬に本人宛てに通知される。
市役所平良庁舎で行われた選手募集会見で下地大会長は「前回と比べて伊良部大橋は通れないが安全、安心な大会に向けて理解をいただきたい。第36回大会も盛り上げたい」と話し、多くの出場を呼び掛けた。
大会競技委員長を務める市スポーツ協会の砂川恵助会長は「バイクコースが変更となり、伊良部島の人たちには申し訳ないが、これも安全、安心な大会運営のための取り組み」と大会長同様に理解を求め、「令和初の大会をしっかり成功させたい」と話した。
第36回大会には、前回総合優勝の戸原開人や女子優勝の鷲津奈緒実ら上位入賞者の招待を予定している。