菊野、伊良皆さん最優秀/宮古中学文化連盟
中文祭ポスター、テーマ決定
第25回宮古地区中学校総合文化祭の審査会がこのほど開かれ、ポスターの部では砂川中2年の菊野麦さん、テーマの部では平良中2年の伊良皆澄快さんがそれぞれ最優秀賞に選ばれた。表彰式が3日、北中学校で行われ最優秀賞の2人とポスターの部の奨励賞3人に主催する宮古地区中学校文化連盟(友利直喜会長)から賞状が贈られた。
ポスターの部は4点の応募があり、菊野さんは空に飛ばした紙飛行機の軌道で虹を描き、カラフルな風船で爽やかさを表した。
18点の応募の中から選出された伊良皆さんのテーマは「今ここに 郷土の文化受け継がれ 私の手から世界へと」。宮古島の文化を世界に発信し、受け継いでいきたいという願いを込めた。
菊野さんは「受賞を聞いて驚いた。夏休みの半分の期間をかけて仕上げた。風船に文化への思いを込めて描いた」と喜びを話した。
伊良皆さんは「受賞は半信半疑だったが、表彰式で実感が湧いた」と語った。
友利会長は「25回の節目にふさわしいポスターとテーマ。文化活動を通し、世界で活躍する人材となり地域に貢献してほしい」と期待した。
ポスター部門の奨励賞には伊波佳音さん(平良中3年)、立津史音さん(同1年)、儀間初雛さん(同)が選ばれた。
同文化祭は16日にマティダ市民劇場で舞台発表。25~27日にJTAドーム宮古島で展示発表が開かれる。