県選抜選手に奨励金/宮古サッカー協会
勝連君ら7人がトレセンに
宮古サッカー協会(宮国敏弘会長)は2日午後、県のトレーニングセンター(トレセン)参加メンバーに選ばれた宮古地区の児童生徒7人に奨励金を贈った。市陸上競技場会議室で行われた交付式で宮国会長は「宮古代表として胸を張り、誇りを持って頑張れ」と激励した。
県トレセンは、県サッカー協会が実施しているトレーニングセンター制度の通称。年齢カテゴリー別に選抜された児童生徒が一堂に会し、技術と技を磨く。
このトレセンの会場が沖縄本島であることから、宮古サッカー協会は派遣費用の負担軽減を目的に定期的に奨励金を贈っている。
選抜選手は一人一人決意を語った。U-11男子の勝連遼君(エスペランサ上野FC)は、「正々堂々とプレーをしたい」と抱負。U-12男子の菅浪涼平君(平良第一FC)は「さらに上に行けるように練習を頑張りたい」と意気込んだ。
U-12女子で選ばれた高木晴禾さん(エスペランサ上野FC)は「感謝の気持ちを力に頑張る」と周囲の支援に感謝。U-14男子メンバーの神里裕陽さん(平良中)は「県トレセンの仲間と仲良くし、切磋琢磨(せっさたくま)して練習に励む」と話した。
平良中の新城凜さんと川満恋音さんはU-14女子に選抜。新城さんは「これからもっとうまくなれるように日々の練習を頑張る」と決意し、川満さんは「九州トレセンを目指したい」と力強く抱負を語った。
U-17女子で選ばれた宮高の平良文果さんは「このトレセンで結果を残し、宮古の女子サッカー界を盛り上げたい。お手本になれるように頑張る」と誓った。