4部門に練習成果発揮
本社ゴルフ大会
325人が競う
第22回宮古毎日親睦ゴルフ大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古島市ゴルフ協会、特別協賛・日本トランスオーシャン航空)は6日、エメラルドコーストゴルフリンクスと、シギラベイカントリークラブの両ゴルフ場で開かれた。島内外から325人のゴルフ愛好者が参加し秋空の下、日ごろの練習成果を競った。プレー後は表彰式と親睦会が行われ、互いの健闘をたたえるとともに、競技人口の拡大やジュニアゴルファーの育成など、ゴルフ界発展に向け気持ちを新たにした。(6、7面に成績と写真特集)
大会は4部門に分かれて行われ、204人が出場した一般の部は島尻勝也さんが優勝。48人で争ったシニアの部は久高勝行さん、42人が参加したミッドグランドシニアの部は友利悦裕さん、22人で競ったレディースの部は山内尚美さんがそれぞれ優勝した。それぞれ初優勝。
表彰式と懇親会は同日午後7時30分から、参加者と大会関係者が出席してホテルアトールエメラルド宮古島で行われた。
主催者を代表して伊志嶺幹夫社長は「絶好のゴルフ日和の下、大勢の方が参加して盛り上げてくれた。多くの企業の協賛でこの大会が開催できることに感謝したい。これからも宮古島の地域紙として、情報を発信していきたい」とあいさつした。
市ゴルフ協会の砂川宗雄会長は、男子ゴルフの2019年度最終プロテストに多良間伸平君(19)が初挑戦で合格を果たしたことを報告した上で「みんなで激励し活躍させてほしい」と呼び掛けた。
八重山毎日新聞社の黒島安隆社長が乾杯の音頭を取った。
表彰式では、各部門の上位3位までと「ドラコン」「ニアピン」などの特別表彰も行われた。
抽選会では、ゴルフバッグや宮古-那覇往復航空券、55インチの大型テレビ、原付バイクなどの豪華賞品が準備され、番号が発表されるたびに大きな歓声で盛り上がった。
シニアの部で初出場初優勝した久高さんは「最高の気分。ゴルフはみんなで楽しくプレーできることが素晴らしい」と話した。
レディースの部優勝の山内さんはゴルフ歴約20年。「調子が良かった。周囲が上手な人たちだったので、優勝にはびっくりした」と笑顔だった。
3番ホールでホールインワンを出し、一般の部で準優勝した垣花廣己さんは「自分でもびっくりした。一緒に回ったメンバーの雰囲気に後押しされた」と話した。
同大会は本紙創刊(1955年9月19日)を記念し、1998年に「宮古毎日新聞杯先島親善ゴルフ大会」としてスタート。第6回大会から、親睦をメインに誰でも参加できる大会にしようと現在の名称に変更した。