教育・文化
2019年10月17日(木)8:56
ICTで姉妹都市交流/伊良部島小と栃木の小貝小
サシバ保護の取り組み紹介
伊良部島小学校(宮城克典校長)で16日、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔交流授業が行われた。同校5年生児童とサシバが縁で宮古島市の姉妹都市となった栃木県市貝町の小貝小学校の5年生児童が交流。授業ではサシバに関するクイズや伊良部島小学校によるサシバ保護に関する取り組みなどについて紹介した。
授業は「互いのサシバ保護活動について交流しよう」を課題に展開。伊良部島小の児童たちは前日までに飛来したサシバの様子や鷹柱を映像で解説したほか、サシバ保護集会で学習したサシバの生態やどこで越冬するのかなどをスライドを使いクイズ形式で説明した。
また、池原愛さん、国頭明歩さん、多和田大我君の3人が、「サシバが国際保護鳥であるという意識を高め、島の宝であるサシバの保護を広く地域に発信する」ことなど3項目の「サシバ保護の誓い」を読み上げ、両校の児童たちが復唱した。
宮城校長は「市貝町から人の児童が来島し、交流を深めている。両校の児童たちがサシバについて学び、保護する活動が進めば」と話した。