日進電気土木、国土交通大臣表彰
統計調査への協力を評価
【那覇支社】国が都道府県を通じて行っている統計調査に貢献したとして21日、日進電気土木(川満建助代表取締役)が国土交通大臣表彰を受賞した。県庁で行われた伝達式には、同社の川満和枝副社長と新屋太総務課長が出席して受賞の喜びを語った。
この表彰は、国が建設行政の基礎資料として活用するために実施する、国内での建設活動を明らかにする目的を持つ「建設工事『施工』統計調査」や、建設業者の事業活動の実態を把握する目的を持つ「建設工事『受注動態』統計調査」へ特に貢献した企業を高く評価するもの。
伝達式で、上原国定県土木建築部長は、「栄えある国土交通大臣表彰を受けられたことを、心からお祝いする。災害の多発や老朽化した社会資本の整備など、建設業の必要性は高まっている。建設行政では統計調査等に基づいて将来の政策を立案することが重要だ。関係者には、今後とも統計調査への協力をお願いする」とあいさつした。
受賞後、川満副社長は「素晴らしい大臣賞をいただき、本当に感無量です。今後とも社長をはじめ、社員ともどもますます(調査に)協力して頑張っていきたい」と喜びを語った。
また、新屋総務課長は「継続は力なりということで(調査への協力)を続けられたのが、一つの形を結ぶことができた。総務経理部門は表に出ない縁の下の力持ちだが、今回、受賞できて良かった」と力を込めた。