建設リサイクル法でパト/土木事務所など
分別解体をチェック
宮古土木事務所(維持管理班・建築班)と宮古保健所(生活環境班)、宮古労働基準監督署は28日、建設リサイクル法に基づき宮古島管内で一斉パトロールを実施した。建設現場で建設廃棄物の適正な分別解体・再資源化の取り組みをチェックして同法の周知を呼び掛けた。
この日実施したパトロール現場は、▽平良下地島空港線橋詰め広場整備工事(伊良部池間添)▽伊良部地区配水管敷設工事(伊良部牧山)▽牛舎解体撤去工事(平良島尻)-の3カ所。
県宮古合同庁舎前で出発式が行われ宮古土木事務所の平良勝一所長は「建設部署、環境部署、労働基準監督署の3者合同でパトロールを実施することで各機関の連携を深められる」と話し「県民にリサイクル関連法令の周知が効果的にできると期待する」とあいさつした。
パトロールでは、適正な分別解体が実施されているか▽特定建設資材廃棄物について適正に再資源化が行われているか▽解体工事が建設業許可業者または解体工事業登録業者によって行われているか▽県知事などに対する事前の届け出が行われているか-の4項目を実施した。