ヨーンシー、棒踊り披露/第3回下地フェスティバル
4年に1度の祭り住民満喫/多彩な演目で終日盛り上がる
第3回下地フェスティバル(主催・下地地区地域づくり協議会、同実行委員会)が27日、上地の池原公園で開催され、各地の伝統芸能発表や部落・自治会対抗の綱引きやリレー、ライブショーなどで盛り上がり、4年に1度の祭りを地域住民一体で楽しんだ。
「豊穣(ほうじょう)な下地平野の恩恵・心意気を継承発展しよう」をテーマに掲げ、住民の親睦交流を図り、平和で住みよい魅力あふれるふるさと、未来に向かって躍進する地域をつくろうと開催している。市町村合併前は下地町民まつりとして開催していたが、合併後は2011年から4年ごとの開催となり、今回で3回目。
地域づくり協議会の川満好信会長は「市町村合併後も地域のつながりを絶やさないように、下地地区の親睦と交流、伝統芸能の継承、地域の活性化を目的に開催している。日ごろの熱い思いをこの池原公園で披露して、横のつながりを一層深めてもらいたい。参加者の力と思いで、心に残るフェスティバルにしていただきたい」とあいさつした。
フェスティバルは午前9時半に始まり、下地イサムさんのライブショーの終演が午後9時を回り、12時間の長丁場にも関わらず、参加者や詰め掛けた観客は4年に1度の祭りを満喫した。
幼稚園児、老人クラブ、小中学生の踊りで幕を開け、方言ほら吹き大会、崎田川アーグ大会と続いた。アーグ大会では砂川彩夏さんが優勝した。男性5人・女性3人のチームで競った部落・自治会対抗の綱引きでは入江が優勝した。伝統芸能発表では来間、川満、高千穂、嘉手苅、入江、洲鎌、上地、与那覇の各部落が総出で出演。上地団地、川満団地の自治会はダンスを踊った。
日が暮れると上地出身の歌手下地美咲さんの民謡ショー、ロックバンドRUDYのライブ、下地イサムさんのスペシャルライブと続き、終日盛り上がった。