次年度に実施設計策定へ/トロピカルフルーツパーク
基本設計委託業務検討委
上野のトロピカルフルーツパーク再整備計画に向けた基本設計委託業務検討委員会の2019年度第1回委員会が1日、市役所平良庁舎で行われ、基本設計の概要についての説明が担当者から行われた。また、8人の委員に委嘱状も交付され、委員長には長濱政治副市長が就任した。年度内にあと2回程度委員会を開催し、基本設計をまとめるとしている。
同パークのコンセプトとしては、宮古島全体を森と捉え、「いのちの森」を島全体に展開する拠点施設と位置付けている。
実現項目については、地場農産物の拠点構築▽観光プログラムの創出▽エコアイランド宮古島の発信-を掲げている。
説明会では、市と委託業務契約を結んだ沖縄UDS、UDS、ウィンの設計共同体の担当者が基本設計の概要について、くわしく紹介した。
今後は、20年度に実施設計、21年度以降に5カ年をかけて段階的に整備を進めていくとしている。
同パークについて市では、再び地域住民の憩いの場とすることはもとより魅力ある観光地、農業発展に寄与する施設として機能強化を目指している
今年度は基本設計委託業務の予算を計上しており、全体面積16・4ヘクタールのうち8・5ヘクタールで基本設計を行うとしている。
委員は次の各氏。
委員長=長濱政治(市副市長)▽副委員長=福里匡(市農政課次長兼課長)▽委員=名嘉真清美(宮古農林水産振興センター農業改良普及課長)、善平勝(市エコアイランド推進課次長兼課長)、川満健一(宮古流通企画代表取締役)、西里長治(パラダイスプラン代表取締役)、下里善盛(宮古島商工会議所中小企業相談部指導課長)、池間隆守(宮古島観光協会専務理事)