流行前に予防接種を/インフルエンザ
市、子や高齢者に助成
市は1日から、2019年度子ども・高齢者インフルエンザ予防接種助成事業を開始した。市内に住む1歳から中学生は全額助成、65歳以上の高齢者等は2500円助成となり、19カ所の医療機関で接種を行っている。期間は11月1日~来年2月29日。これから冬の流行シーズンを控え、市健康増進課では対象者に接種を呼び掛けている。
対象は▽1歳(19年11月1日現在)~中学3年生▽65歳以上の人と60歳以上65歳未満で心臓や腎臓、呼吸器の機能障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害を有する人│となっており、対象人数は子どもが8487人、高齢者は1万4173人。
助成額は、子どもは全額補助で自己負担なしで接種でき、65歳以上および60歳以上65歳未満で特定疾患のある人は2500円が助成され、医療機関にもよるが自己負担は1000~2000円ほどと見込まれており、生活保護世帯は無料。予防接種は本人(保護者)が希望する場合のみ行われる。
市健康増進課は「流行してから接種を受けるよりもその前に予防接種を受けてほしい。助成事業を活用し、早めの接種をしてほしい」と呼び掛けている。