産業・経済
2019年11月8日(金)8:56
ボイラーの安全を祈願
キビ操業へ「火入れ式」
多良間製糖工場
【多良間】多良間製糖工場は7日、今期サトウキビ製糖操業に向け、工場内のボイラーの安全を祈願する「火入れ式」を行った。同工場の指定管理者である宮古製糖の安村勇社長をはじめ、工場職員一同、多良間村運送業、サトウキビ生産組合の高江洲昭夫会長らが出席し、操業期間中の無事故、無災害を祈願した。
宮古神社の古波蔵恵斎主による安全祈願が行われた後、安村社長がボイラーに火を入れると出席者から拍手が湧いた。
安村社長は「宮古神社の斎主の祈願で関係者、従業員の安全操業は約束された。しかし、それぞれの仕事の中でルールに従い手順を組んで安全が実現する。何よりも人命が第一。機械の操作や車両の運転は、安全を第一に行っていただきたい」と呼び掛けた。
今期の同工場におけるキビ搬入量は2万4880㌧が見込まれており、平均糖度はほぼ平年並みの13~14度を予想している。操業開始日は調整中という。