選手、上位進出誓う/県民体育大会へ結団式
第71回県民体育大会に出場する宮古代表選手の結団式が9日、市未来創造センターであり、各競技の選手らが上位進出を誓った。軟式野球の下地弘哲主将が選手代表で「各競技、去年以上の成績を目指して頑張っている。総合成績も一つでも上を目指したい。スポーツを通して宮古島を盛り上げたい」と決意を述べた。
大会は23、24日に沖縄市などで19競技が行われる。宮古島市は16競技に総勢309人の選手が出場する。先行開催で8日に宜野座村で行われたゴルフでは宮古島市は団体の部で4位、個人の部では濱川雄選手が2アンダー70で回り、2位に4打差を付けて優勝した。
市スポーツ協会の砂川恵助会長は「市スポーツ協会が発足して初めての県民体育大会。今大会はゴルフで幸先の良いスタートを切った。スポーツが元気になると地域が元気になる。子供たちも夢と勇気を持つ。各競技、フェアプレーで一つ一つ勝ち上がることで宮古島市民に勇気を与える。ぜひ頑張ってもらいたい」と述べた。
市教育委員会の宮國博教育長は「大会は県を挙げての最大のスポーツイベント。ここ数年の大会では宮古島市は不本意な結果が続いているが、今大会は選手一人一人が体調管理に気を付けて、持てる力を存分に出し切り最高のパフォーマンスを発揮できるよう期待している」と激励した。
女子小学生が空手の形を演舞、ラグビーフットボール協会は「宮古版」のハカを力強く披露し、激励した。陸上競技壮年男子50代砲丸投げに出場する佐和田勝彦選手の音頭で「ワイドー」を三唱した。