当時の話に花咲かす/南秀同窓会
宮高21期、定時制13期卒/卒業50年を盛大に祝う
南秀同窓会は9日夜、市内のホテルで宮古高校21期・同校定時制13期(いずれも1969年卒)の卒業50年を祝う会を開催した。学友ら約100人が参加。久しぶりに再会した同期生、先輩、後輩らが懐かしい友人らと会話を弾ませた。今年で34回目。
午後6時半からの祝う会で卒業生らは会場からの温かい手拍子と音楽に合わせて堂々と入場し、全員が同校吹奏楽部の演奏で校歌を斉唱した。久しぶりに再会する同級生らの笑顔であふれた。
同会の與儀千寿子副会長は変わりゆく宮古島や高校卒業時に島を離れていく様子などを振り返るとともに、「きょうはふるさとへの思いを含めてそれぞれのテーブルで思い出話が楽しく交わされることを願っている」とあいさつした。
宮古高校前校長の平良智枝子さんが乾杯の音頭を取り、祝う会を喜び南秀同窓会の発展を祈願した。21期代表あいさつでは小禄恒榮さんが楽しく過ごした高校時代を振り返り、再会を喜んだ。
また、同校の津野良信校長も文武両道で頑張っている生徒たちの活躍を紹介しながらあいさつし、生徒会長の端慶山義愛さん(2年)は「卒業50周年を迎えた先輩方おめでとう。先輩方が築き上げた伝統を後輩たちにも伝えていきたい。残りの高校生活も全力で取り組み一生忘れられない思い出を作っていこうと思う。これからも支援してほしい」などと述べた。
各テーブルでは、お互いに勉強・スポーツで励まし合った時代を振り返り、心ゆくまで旧交を温め、料理を味わいながら楽しそうに満面の笑みを見せていた。