23人が新体験に出発
全日空、講談社など視察へ
地域にない職種の企業訪問
高校生を対象とした「地域にない職種の企業への訪問・体験等事業」(主催・宮古島地域雇用創造協議会)の出発式が11日、宮古空港で行われ、宮古地区の高校2年生23人が将来の仕事を見据えた新しい体験の旅に出発した。
今年で8回目となる今回は、宮古高校から22人、伊良部高校から1人が参加した。
11月11日から16日までの日程で、全日空グループや講談社、GMOインターネット、オリエンタルランドなど計8~10社の訪問を予定している。
出発式で同協議会の砂川恵助副会長は「皆さんの先輩たちはこの体験を通して多くのことが学べたことをとても喜んでいた。皆さんも多くのことを学び、体験し将来の進路選択に生かしてほしい」と呼び掛けた。
生徒を代表して宮古高校の下里花凜さんは「きょうから6日間、宮古島にはない企業を訪問して多くのことを学び吸収し、将来の進路決定に生かせるよういろいろなことを学んできたい」と意気込みを示した。
同事業は、職業に対する興味、意識を深めてもらい、将来の上級学校への進学や就職について考えるきっかけをつくることなどを目的に実施されている。