海保で巡視船操舵体験/宮高インターン2日目
本社では新聞製作挑戦
宮古高校(津野良信校長)の1年生が3日間の日程で市内の事業所でインターンシップを行っている。2日目となる13日、宮古島海上保安部(山戸義勝部長)で職場体験を行っている生徒3人が巡視船「ともり」(上田博之船長)に乗船し、船での仕事を学んだほか、宮古毎日新聞社で職場体験を実施している立津睦良さんは整理制作部で新聞製作体験に挑戦した。
宮古島海上保安部では男子生徒1人、女子生徒2人がインターンシップを行っている。この日は伊良部の長山港から巡視船ともりに乗船し航海に繰り出した。船では出入港の作業などを見学し、沖に出てからは交通業務体験として、実際に操舵(そうだ)したほか、レーダーで船を見つける作業や放水銃も操作した。
参加した鳴島悠莉さんは「船にはいろいろな計器類がありとてもわくわくした。海保の隊員もかっこよかった。海が好きなので将来は海に関わる仕事がしたくて海保のインターンシップに参加した。この経験は学校では体験できないのでこの期間に多くの知識や経験を身に付けたい」と笑顔で話した。
一方、宮古毎日新聞社では立津さんが新聞製作の現場を体験。初日は記者に同行し取材に取り組んだ。2日目は専用のソフトを使い記事や写真のレイアウトなどを学んだ。
中学生の職場体験でも本社を訪れた立津さんは「以前来た時には2人だったが今回は1人だということで体験への気持ちが強くなった。新聞がどうやって作られているのか、中学生のころとは違った視点で見ることができればと考えている。また、インターンシップで社会の仕組みを学びたい」と話した。