環境・エコ
2019年11月14日(木)8:55
地域挙げての喜び報告/狩俣中が教育長に
県緑化コン特選受賞で
2019年度の県緑化コンクール(主催・県緑化推進委員会)の学校環境緑化の部で特選(県知事賞)に選ばれた狩俣中学校(久高三彦校長)の嘉手苅美智恵教頭が13日、市役所城辺庁舎で宮國博教育長に受賞の報告を行った。浦添市の浦添カルチャーパーク内てだこ広場で「緑の育樹祭」が9日に開催され、その中で久高校長が賞状を受け取った。
同校の運動場は四方をリュウキュウマツに囲まれ、木陰が癒やしの空間を作り出している。生徒数は16人と少ないが、保護者や地域の人々も一体となって緑化活動に取り組んでいることが評価された。
嘉手苅教頭は「小規模校だが、生徒たちは水まきや草刈りなどを行っている。保護者、OBなど地域の人たちも道具や機械などを提供して協力してくれる。今回の受賞を地域を挙げて喜んでいる」と話した。
宮國教育長は「PTAなどを中心に地域で環境整備に取り組んでいる。しっかりと校庭の管理が行き届いていて、落ち着いた雰囲気になっている。これからも緑化活動を通して子供たちを育成してほしい」と話し、受賞を祝福した。