丸良建設、建設業協会長賞/県建設雇用改善優良事業所表彰式
雇用改善の取り組み評価
【那覇支社】2019年度の県建設雇用改善優良事業所表彰式が13日、県庁で開催された。宮古関係では、建設労働者の雇用改善に功績があったとして、丸良建設(平良正樹代表取締役)が「県建設雇用改善優良事業所建設業協会長表彰」を受けたほか、30歳未満で勤務成績が優秀な技術・技能を持つ社員として大米建設(下地米蔵会長)の兼浜拓哉さんと小谷彬仁さんが「優良若年建設従事者表彰」を受賞した。
表彰を受け、平良代表は「地道な努力が評価されたことは、業界の励みになる」」と喜びを語ったほか、「定年を迎えても、働く意思があれば、まだまだ元気な人には(軽微な作業で)雇用を続けている。最高は歳もいる。地道な企業努力を続けていれば、おのずと若い人も魅力を感じてくれるのではないか。(今後も)地道に、当たり前のことを当たり前にやっていきたい」と力を込めた。
この表彰式は、建設業従事者の雇用改善、能力の開発と向上、福祉の増進を図るための積極的な取り組みを行っている事業所などの功績をたたえるもの。
今年度は、県全体で、県建設雇用改善優良事業所知事表彰に2事業所、同建設業協会長表彰に3事業所、優良若年建設従事者表彰に人、勤労者退職金共済機構理事長表彰に2事業所が輝いた。
県商工労働部の伊集直哉産業雇用統括監は、あいさつで「今後とも、他の従業員や企業の模範となるよう、建設労働者の雇用の改善への取り組みを継続してほしい」と述べた。