社会・全般
2019年11月15日(金)8:57
危険なブロック塀撤去/小・中学校フェンスに改修
ブロック塀安全対策工事が市内の小・中学校で進められている。倒壊の危険性のあるブロック塀をフェンスに改修するもので、計24校で実施される。工期は来年1月20日まで。
市教育委員会によると、工事は8月から始まっており、すでに久松中では工事が完了している。
予算は小学校の北部地域が5500万円で、11月1日現在の進捗(しんちょく)率は34・4%、それ以外が6900万円で同10・4%、中学校が8100万円で進捗率の報告は上がっていない。
全国一斉に工事が進められているため、フェンスなどの資材不足が起きているという。現在はブロック塀の撤去を先に進め、資材が到着次第、フェンスの設置などを行う予定。
国は学校施設内にあるブロック塀が、地震災害時に倒壊の危険性があるものについて、児童生徒の安全確保の観点から対策を実施。ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金を創出し、整備に係る費用の国庫補助をしている。