テリハボクなど1100本植樹/美ぎ島宮古グリーンネット
城辺西東 育林活動も実施
美(か)ぎ島(すま)宮古(みゃーく)グリーンネット(会長・下地敏彦市長)の第70回育林・植樹活動が14日、城辺西東地区で行われた。同会の会員や地元住民、城辺小学校の児童ら約90人が参加。以前に植えた樹木の施肥と補植に加え、テリハボクなどの樹木計1091本を植樹した。
今回活動したのは2017年に450本、18年にも386本を植樹した場所。今回は新たに1330平方㍍の面積にシャリンバイやクロヨナ、ハスノハギリなどを植え付けた。
開始式では主催者を代表して佐和田勝彦事務局長は「この地区では5回目の作業になるが、環境が厳しくて成長が思わしくない。良い防風林を作るために皆さんの力を借りたい。参加している小学生と共に大きくなることを期待している」と述べた。
作業説明はインターンシップ中の宮古高校1年の本村天鵬さん、佐和田恵吾さんが行った。参加者は2人1組で作業を行った。一人が樹木付近にスコップで穴を掘り、もう一人はその穴に固形肥料5、6個を落としていった。
参加した下地音綿君(城辺小5年)は「最初は難しかったが、途中から楽しくなってきた。災害の時には被害が少なくなるよう大きく育ってほしい」と話した。