教育・文化
2019年11月19日(火)8:57
大きく育ってね
タマンの幼魚を放流/池間小児童
池間小学校(与那覇淳校長)の児童10人は18日、市海業センターの協力により池間島の水浜広場でタマン(和名ハマフエフキ)の放流体験学習を実施した。それぞれバケツに入ったタマンの幼魚計416匹を放流し「大きくなって帰って来てね」と手を振って見送った。今年に入って放流したのは今回が初めて。
今回放流したのは、同センターが、沖縄本島にある県栽培漁業センターからふ化した稚魚を導入し、中間育成したもの。体長は約12、13㌢の大きさ。
放流前には同センター職員の島田剛さんが、タマンの生態や栽培漁業について説明した。
児童たちは、横並びでバケツに入ったタマンの幼魚を海に放った。タマンは元気よく沖合へ泳ぎ出した。
平良美優さん(5年)は「みんなと一緒にタマンを海に放流して楽しかった」と感想を話した。