「WATTA 雪塩シークヮーサー」発表
オリオンビール「宮古島の雪塩」使用
【那覇支社】オリオンビールの早瀬京鋳社長、JAおきなわの前田典男代表理事専務、パラダイスプラン(宮古島市)の西里長治社長は20日、那覇市のJA会館で会見し、新商品「WATTA 雪塩シークヮーサー」の発売を発表した。早瀬社長は、「われわれの誇りである、『宮古島の雪塩』と『シークヮーサー』とのコラボレーションをお送りできることに興奮している」と強調した。
「WATTA 雪塩シークヮーサー」は、オリオンビールが初めて手掛けているチューハイシリーズ「WATTA」の第3弾。早瀬社長は「来年以降も『WATTA』を、徹底的に県産品と県内企業にこだわって、どんどん出していく。県民の皆さまが驚くようなコラボ商品を続々と登場させていくので、ご期待ください」と力を込めた。
パラダイスプランの西里社長は「オリオンビールさんの県産品に懸ける熱意を、大変意気に感じた。非常にすっきりした喉越しの良い商品になり、喜んでいる。(雪塩を)アルコール飲料に使うのは初めて。県産品にこだわる骨太な商品に採用してもらい、うれしく思っている」と述べた。
また、会見後は「自信を持って応援させていただいている。『宮古島の雪塩』とうたっていただいているので、宮古島のPRにもなると思って喜んでいる」と強調した。
JAおきなわの前田代表理事専務は、「WATTAでは、第1弾でシークヮーサーを提供したが、売り切れ続出で喜んでいる。(今回は)非常に知名度の高い雪塩さんと一緒にできた。昨今、シークヮーサーの効用について報道されているが、今後ともさまざまな効用が発表されてくると思う」と語った。
さらに、会見後には「(JAは)いろいろな農産物がある。沖縄で作ったシークヮーサーが沖縄を中心に消費されることはありがたい。それが口コミなどで全国展開していければ良いなと思う」と期待を述べた。
「WATTA 雪塩シークヮーサー」は、26日から県内外や海外で販売を始める。アルコール度数7%、350㍉㍑缶で21万6000本の数量限定。