11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年11月23日(土)8:57

上地さん、緑白綬有功章/農事功績者表彰

夫婦二人三脚で40年


屋宜農業振興統括監(右から2人目)に農事功績者表彰の報告を行った上地良淳さん(同3人目)と佳代子さん(同4人目)ら=22日、県庁

屋宜農業振興統括監(右から2人目)に農事功績者表彰の報告を行った上地良淳さん(同3人目)と佳代子さん(同4人目)ら=22日、県庁

 【那覇支社】地域農業の発展に貢献した農業者を表彰する2019年度農事功績者表彰(主催・大日本農会)で、農事功労者の畜産部門で宮古島市の上地良淳さん(63)と妻の佳代子さん(61)=上野宮国=が緑白綬有功章を受章した。表彰を受け、上地さん夫婦は22日、県庁を訪れて受章を報告した。上地さんは「40年間、夫婦で力を合わせて頑張ってきたかいがあった」と喜びを語った。

 上地さん夫婦は、母牛の繁殖成績を向上させたことや、地域のリーダーとして畜産農家の担い手育成に積極的に取り組んだほか、夫婦で協力し合い、理想的な農業経営を実践するなど、地域の模範となっていることが評価された。

 同表彰制度は1894年に創設され、今回で103回目。緑白綬有功章は、農事改良の奨励や顕著な功績で、地域農業の発展に貢献し、農業経営に従事している人たちに贈られるもの。

 報告会で上地さんは「関係機関の皆さんに支えてもらい大きな章をいただくことができた。今後もこの章を励みに経営と地域貢献できるよう努めたい」と感謝と決意を述べた。

 また、佳代子さんは「周りの方々に支えられてここまでやってこれた。素晴らしい章をいただけてうれしく思っている」と笑顔で話した。

 報告を受けた県農林水産部の屋宜宣由農業振興統括監は「これからも、新しい畜産経営のモデルとして、規模拡大を果たして宮古の畜産を支えてほしい」とたたえた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!