11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年11月24日(日)8:58

移住先の福山、高野参加/大神で初の合同敬老会

歌や踊りで健康長寿祝う


余興を楽しむ高齢者ら=23日、大神島離島振興コミュニティーセンター

余興を楽しむ高齢者ら=23日、大神島離島振興コミュニティーセンター

 大神自治会(久貝愛子会長)の合同敬老会が23日、大神島離島振興コミュニティーセンターで開催された。大神島から移住した福山、高野の両地区からも参加する初の合同敬老会。歌や踊りなど多彩な余興が披露され、地域を挙げてさらなる健康長寿を願った。

 敬老会は友利和子さんによる日舞で幕を開けた。友利雄大君、はるた君の兄弟は「パプリカ」を披露し、「おじいちゃん、おばあちゃん、おめでとうございます」と祝福した。

 川満健功がんずう三線教室の民謡ショーでは、手拍子をしたり、口ずさんだりして楽しんだ。ステージ前で踊り出す高齢者もおり、大いに盛り上がった。

 大神島からは1952年に福山、61年に大野越(高野)に開拓移住している。今回は移住した高齢者たちも大神島に結集した。

 高野地区から参加した伊佐秀夫さんは「合同敬老会に参加でき、うれしく思う。年を取るごとに故郷が恋しくなる。先輩たちが島の文化を守ってきたことに感謝している。大神島がいつまでも続くこと願っている」と話した。

 会の冒頭、久貝会長は「多くの皆さんに参加いただき、大変うれしい。生まれ育った島で元気なうちに敬老会をやりたいとの声があり、初めての合同敬老会を開催することとなった。楽しいひとときを過ごしましょう」とあいさつした。

 敬老会の前には「大神島憲章」の勉強会が開かれた。池間島憲章の制定に関わった前泊博美さんが講師に招かれ、制定までの経緯や苦労、現状などを説明。参加者らは真剣な表情で聞き入っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!