産業・経済
2011年1月6日(木)9:00
新振計策定に結束を/経済団体合同新年会
各界から約700人集う
【那覇支社】県内経済団体31組織で主催する合同新年会が4日、那覇市内のホテルで開かれた。経済界、政界、行政関係者ら約700人が出席した。経済団体の代表らは第4次沖縄振興計画満了後の新振計策定に向けた経済界と行政の結束を強調するあいさつをした。
県経営者協会の知念榮治会長は「振興計画は終了するが、柱である自立経済の確立には至っていない。新しい振興計画を策定し、実施することは不可欠だ。実現に向け国、県へ要請し、経済界も積極的にチャレンジしていこう」とあいさつした。
また、仲井真弘多知事は「来年3月までに新振計を作り、4月から新しい展望を開く仕事をしていきたい」と述べ、新振計策定に向けて経済団体の協力を強く求めた。
ロッテに入団した伊志嶺翔大、巨人軍入りした宮國椋丞の2選手も招かれ、新春を祝ううたげに加わった。出席者らは名刺交換するなどし新年のあいさつを交わしていた。