歌声で心一つに/小中学校音楽発表会
全沖縄派遣6校が決定
第41回宮古地区小・中学校音楽発表会が30日、マティダ市民劇場で開かれた。小、中学校合わせて24校827人が出演し、この日のために練習してきた成果を披露しながら歌声を通して培った絆を感じていた。12月に開催される全沖縄学校音楽発表会への派遣推薦校も決定。小学校は南、平良第一、北。中学校は久松、平良、上野が地区代表の座をつかんだ。
発表会は地区小・中学校音楽研究会の主催。午前に小学校の部、午後に中学校の部を行った。
小学校の部で同研究会の下地悦子会長は「今回は小学校の部に405人、中学校の部には422人がステージで頑張ってくれる。この日のためにたくさんの練習を重ねてきた子供たちに最後まで心からの拍手をお願いしたい」と呼び掛けた。
この発表会は、多くの児童生徒に音楽の発表の場を与え、音楽学習の成果を示すとともに、資質の向上を図ることなどを目的に毎年開催されている。
審査の結果は、その場で発表された。全沖縄学校音楽発表会への派遣校に選ばれた学校の児童生徒は仲間と抱き合って大喜びし、県大会への意欲を高めていた。