豊作祈願し種まき/多良間
葉たばこ播種式
【多良間】村葉たばこ振興会(美里泰徳総代)は2日、村葉たばこ育苗施設で播種式を行った。伊良皆光夫村長をはじめ、村議会議員、JAおきなわ多良間支店職員、生産農家が多数参加。参加者全員で2020年産の豊作を祈願して種をまいた。宮古島での播種式は3日に行われる。
美里総代は「今期生産は県の目標とする10アールで226キロ、45万円を目標にし、組合員が一丸となり頑張っていこう。関係機関の皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
伊良皆村長は「めでたい祈願の時間にゆがぷう雨も降り、豊年豊作になる。農家の皆さんは毎日の管理が目標につながる。目標達成できるよう頑張ってもらいたい」と激励した。
村議会を代表して福嶺常夫村議は「収穫までの間、管理をしっかりして45万円の目標を達成できるように頑張ってほしい」と述べた。
JAおきなわ多良間支店の池村一男支店長が「まいた種は大事に管理して100%発芽させ、今月末ごろを目安に農家には配布したい。今期の生産が豊作になるように願う」と乾杯の音頭を取った。
美里総代は4月に就任してから初の播種式。「これまで以上に勉強して組合員と力を合わせ、多良間村の葉タバコ生産農家を盛り上がていきたい」と意気込みを話した。