年賀はがき1万6000枚贈呈
56社が協賛、全児童生徒へ
「いっぱい出そう」キャンペーン
「次世代を担う子供たちへ年賀はがき贈呈式」が4日、市役所城辺庁舎で行われた。年賀はがき1万6333枚を協賛企業の代表が市教育委員会の宮國博教育長に手渡した。市内の小中学校の全児童生徒に配布される。
郵便局は子供たちの伝える力やコミュニケーション力を育むことを目的に「年賀状をいっぱい出そう!」キャンペーンを企画。今回は社が賛同したという。
贈呈式には協賛者を代表してシグマの佐和田はるか社長、縁(えにし)の前里直也社長、島三産業の島尻早知子専務が出席した。
受け取った宮國教育長は「年賀状は残してもらいたい文化だ。児童生徒5600人に配りたい。子供たちもきっと喜ぶと思う。本当にありがとう」と感謝した。
佐和田社長は「年賀状は表現力が培われ、思い出を残すことができる。小中学生に体感していただき、この文化を大事にしてもらいたい」と意義を語った。
池間郵便局の古謝進局長は「企業スポンサーの子供たちに対する温かい思いやりに深く感謝している。人材育成や豊かな情操教育につながるような活動をしていきたい」と話した。