補正予算など27議案提案/市議会12月定例会開会
伊良部支所を再編へ
他の3支所と横並びに
宮古島市議会(佐久本洋介議長)の12月定例会が4日、開会した。下地敏彦市長が総額16億3400万円の一般会計補正予算、条例改正などの27議案を提案した。伊良部支所を再編し、来年4月から他の3支所と横並びにする条例改正案も提案された。会期は18日までの15日間で、一般質問は11日から13日と16、17両日の5日間。
提案されたのは補正予算8件、条例改正13件、その他6件の計27議案。教育委員会委員の任命に伴う同意案1件、報告2件も提案された。
一般会計補正予算の歳入には県支出金2億800万円、繰越金11億4500万円などを計上。歳出は財政調整基金積立金10億800万円、児童扶養手当扶助費5500万円、重要野菜価格安定負担金1400万円、教師用教科書・指導書・デジタル教科書購入費7900万円、城辺地区統合中学校仮校舎設置事業4700万円などが盛り込まれた。
総合庁舎の建設に伴って伊良部支所を生活環境部管轄に再編する条例改正案が提案された。市役所には他に城辺、下地、上野の支所があるが来年4月から横並びになる。伊良部支所長は部長級を配置してきたが課長級となる。機能や職員数も他支所並みに再編する。
他に条例関係は消費税%への引き上げに伴う公共施設使用料を変更する改正案など。市火葬場、市営住宅、鏡原放課後児童クラブの指定管理者の指定に関する議案も提案された。
教育委員会委員の野原敏之氏の任期満了に伴い、下地一美氏=市城辺=の任命を求める同意案が提案された。