14個人・団体を表彰/老人クラブ大会
各地の伝統芸能も披露
第54回宮古地区老人クラブ大会(主催・同クラブ連合会)は6日、マティダ市民劇場で開かれた。老人クラブ育成功労者や優良老人クラブ、作品展最優秀賞の受賞者ら14個人・団体を表彰。健康づくりや介護予防活動の充実、会員増強の推進などを盛り込んだ大会宣言を全会一致で採択した。芸能大会も開催され、19団体が各地域の伝統芸能を披露した。
大会スローガンは「伸ばそう!健康寿命 担おう!地域づくりを」。宮古地区の老人クラブは86団体あり、約4000人が所属しているという。
主催者あいさつで喜屋武盛吉会長は「健康、友愛、奉仕の三大運動を基本に、高齢者の夢と希望あふれる事業を推進していく。魅力あるクラブ活動や高齢者の福祉活動に積極的に取り組んでいきたい」と語った。
宮古市村会の下地敏彦会長(宮古島市長)は「活気にあふれた住みよい街づくりのためには、皆さんが培ってきた豊かな知識と経験を次の世代につないでほしい。いつまでの元気で活躍してほしい」と激励した。
同劇場ロビーには作品展の入賞作品が展示され、来場者が足を止めて見入っていた。
表彰された個人と団体は次の通り。(敬称略)
【老人クラブ育成功労者】下地ヨシ子(結の会老人クラブ)根間幸子(同)高良雅一(西原みどり会)宮国良子(上区老人クラブ)砂川清治(比嘉老人クラブ)砂川吉盛(新里老人クラブ)糸満和子(あけぼのクラブ)多良間武(多良間村老ク連)仲間昭子(同)
【優良老人クラブ】川満老人クラブ(川平洋会長)
【作品展最優秀賞】手芸の部=仲間康子(城辺支部)▽手工芸の部=多良間洋子(多良間村老ク連)▽工芸の部=上原喜和子(平良支部)▽漬け物の部=砂川妙子(下地支部)