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社会・全般
2019年12月8日(日)8:54

【ニュースウィークリー】12月1日~12月7日

上布創始者の功績たたえる/関係者集い稲石祭

 宮古上布の創始者である稲石刀自の功績を顕彰する神事「稲石祭」が11月30日午後、市伝統工芸品センターで行われた。組合員のほか官公庁などから関係者約50人が参加し、深い祈りをささげながら宮古上布の継承と発展を誓い合った。(12月1日掲載)

保育園給食費無償化へ/市、次年度から

 市は2020年度から所得制限なく市内の保育所・園に通う3歳以上の子供たちの副食費を助成する。これにより給食費は実質無償化となる。これは2日、市法人保育園連盟の金谷福代会長らが下地敏彦市長を訪ね、副食費の無償化を求めて同連盟加盟の18カ園の保護者らから集まった2702筆の署名を提出し要請。下地市長は「4月からできるよう約束する」と応えた。(12月3日掲載)

日商簿記3級に知花さんが合格/中学生では宮古初

 平良中学校3年の知花咲良さんが11月に行われた日本商工会議所の第153回簿記検定試験で3級に見事合格した。指導に当たる学習支援教室「まなびやぁ」の高橋康浩教室長は「宮古で日商簿記3級を中学生が受験したのも初めてで、合格も初めての最年少合格者。宮古初の快挙だと思うので多くの方に褒めてもらいたい」と喜んだ。(12月4日掲載)

市内各地で一斉播種式/葉タバコ栽培開始

 2020年産の葉タバコ栽培が3日、市内各地で始まった。旧市町村ごとに播種式が行われ、生産農家ら関係者が豊作を願いながら種をまいた。今期宮古地区の生産農家は115戸、栽培面積は456㌶。目標反収(10㌃当たり収量)を226㌔に定め、前期減産からの巻き返しを図る。(12月4日掲載)

伊良部支所再編の条例改正案を提案/市議会12月定例会

 市議会(佐久本洋介議長)の12月定例会が4日、開会した。下地敏彦市長が総額16億3400万円の一般会計補正予算案、条例改正案などの27議案を提案した。伊良部支所を再編し、来年4月から他の3支所と横並びにする条例改正案も提案された。(12月5日掲載) 

夢を持ち頑張って、母校で教育講演会/FC琉球の上里選手

 宮古島出身でプロサッカーチームFC琉球に所属する上里一将選手は5日、母校の南小学校の体育館で教育講演会を行い、「夢への挑戦」という演題で講話した。上里選手は「自分がなりたい夢を持ち、口に出して伝え、それに向かって頑張ってほしい」と話した。(12月6日掲載)

非正規職員にボーナス支給/市、働き方改革で

 開会中の市議会(佐久本洋介議長)の12月定例会は5日、提案議案に対する質疑が行われた。会計年度任用職員の給与および費用弁償に関する条例制定の議案では、2020年度から市の非正規職員(臨時職員、嘱託職員)にもボーナスに当たる期末手当が支給されることが説明された。(12月6日掲載)

市、債券運用で利益2億円生む/売却益は初

 宮古島市が、債券運用で2億1100万円の売却益を出した。財政調整基金の約3割(2018年度末決算ベース)に当たる35億円を原資に購入した公共債を売って利益を得た。比較的安全性の高い債券を効率的に運用して資産を増やした形だ。市は16年度から債券を運用しているが、売却益を出すのは初めて。(12月7日掲載)

島産冬メロン全国向け発送/日本郵便沖縄支社

 日本郵便沖縄支社の宮古島産冬メロンのゆうパック出荷式が6日、宮古郵便局で行われた。下地敏彦市長や生産農家代表、各航空会社の関係者らがテープカットを行い、新たな冬の特産品として期待を集める島産冬メロンを全国へと送り出した。(12月7日掲載)


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