「豊かな緑」の継続誓う/第43回全国育樹祭
【那覇支社】第43回全国育樹祭は15日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで式典が行われた。「ふれいあいの森林づくり 国土緑化推進機構会長賞」を受賞した「美(か)ぎ島(すま)宮古(みゃーく)グリーンネット」(代表・下地敏彦市長)のほか、県緑化功労者として宮古森林組合、宮古島環境クラブ、下地小学校、武島秀喜さん、與儀栄功さん、与儀昌樹さんらに感謝状が贈られた。
式典には、秋篠宮ご夫妻も出席。秋篠宮さまは、「豊かな森林は私たちの日々の暮らしに不可欠のもの。地球環境を守る上でも重要な役割を担っている。日ごろから地域で国土緑化に力を尽くされている全国の皆さまに敬意を表する。このような活動が発展していくことを期待する」とあいさつされた。
また、玉城デニー知事は主催者として「今大会のテーマは、『受けつごう豊かな緑とみんなの笑顔』。育樹祭を契機に、本県で取り組んできた緑化運動などが盛り上がるよう願いを込めた」と強調した。
式典には、下地小と砂川小の「緑の少年団」も参加。下地小6年の羽地舞菜美さんと本村穂佳さんが、県内の少年団を代表して活動報告を行った。砂川小の少年団は、会場内で国旗などの掲揚を担当した。
アトラクションでは、沖縄宮古民謡協会が民謡「崎田川」を披露した。エピローグでは、伊良部島でカニ漁などさまざまな活動を行っている蟹蔵(かにぞう)代表の吉浜崇浩さんのメッセージも放映された。